プログラム

HISTORICA SPECIAL

ヒストリカ・スペシャル

阪東妻三郎が撮影所を太秦に開いて100年。次の100年に向けて阪妻が甦る

あらためて『雄呂血』を振り返ると、ハッキリ刻印された太秦DNAが見て取れる。シンプルなプロットに盛り込まれた過剰な情念。それが巻き起こすアクションの激しさ、観るものを引きずり込むシンパシー以上のエモーション。これが太秦のヘソの緒だ。

HISTORICA WORLD

ヒストリカ・ワールド

国を、時を、越えてきた映画たち。そこで得たものは何か。世界最新の歴史映画の風

マゼランはポルトガルからフィリピンにたどり着く。ポルトガルの作家はポーランドを舞台にした戯曲でトランプを嗤う。西部劇のヒーローもイタリアでは形無しに。山村に来た先生は海を見せてくれる?世界が再び閉じようとするなか、物語は越境して語られる。越えた者は無傷ではいられない。

HISTORICA FOCUS

ヒストリカ・フォーカス

カタルシスで語れない物語もある。ならば物語の始末をどうつけるのか?

問い、共感、重さ、驚き、怒り、恐れ。カタルシスに預けない選択をするならば、作り手の声がより前に出てくる。と言って声高に語られるのは鼻白む。程を踏まえ、観る者に言葉を選ばせるようなアンチ・カタルシス映画に埋め込まれた密やかな声を探そう。

京都フィルムメーカーズラボ連携企画

カムバックサーモン ・プロジェクト

映画祭の人材育成プログラム「京都フィルムメーカーズラボ(KFL)」と連携し、過去の参加者が海から川へ帰ってくる鮭のごとく、かつて学んだ京都で自らの長編作品をお披露目します。

樋口真嗣監督が伝説のSF特撮映画を語る!

京都フィルムメーカーズラボのレクチャープログラムであるマスターズ・セッションとの共同企画で、樋口真嗣監督の関連作品の上映とアフタートークを開催します。

第16回京都映画企画市 優秀映画企画作品

日本で唯一、太秦の撮影所で自分の企画を映像化できるオリジナル時代劇&歴史劇映画企画コンテスト。

イタリア文化会館-大阪企画プログラム

ヴェネツィア注目作家の作品を日本初上映

ヴェネツィア・ビエンナーレ – ビエンナーレ・カレッジ・シネマ提携企画

映画祭の人材育成プログラム「京都フィルムメーカーズラボ(KFL)」、ヴェネツィア・ビエンナーレの映画部門による人材育成プロジェクト「ビエンナーレ・カレッジ・シネマ」、イタリア文化会館-大阪の連携による特別上映プログラム。
共催:イタリア文化会館-大阪

ボローニャ復元映画祭 – チネテカ・ディ・ボローニャ連携企画

修復された名作映画の上映で有名なイタリアの「ボローニャ復元映画祭」との連携企画。
共催: イタリア文化会館-大阪

ヒストリカ お座敷

第3回目となるカンファレンスイベント「ヒストリカ お座敷」。今年も京都文化博物館の6F 和室に豪華ゲストをお招き して開催いたします。トークエリア・展示エリアともに入場無料・事前申込不要。誰でもお気軽にご参加いただけます。