プログラム
HISTORICA SPECIAL
ヒストリカ・スペシャル
2024年・2025年、時代劇の世界に穿たれた楔を此処に
日本時代劇を背骨にした世界規模の作品『SHOGUN 将軍』が批評・人気とも断トツだったことをヒストリカで喜びたい。加えて山中貞雄が『山中貞雄に捧げる漫画映画「鼠小僧次郎吉」』で甦ったことも事件だった。来年は日本人を見つめ続けるベテラン・小泉堯史とLOOKで妄想を招く蔦哲一朗が事件を起こす。
HISTORICA WORLD
ヒストリカ・ワールド
立ち上がれ!持たざるものたち。時代を超え世界で対立を無効化する物語を
イタリア・ポーランド・プエルトリコ・オランダ領インドネシア。主人公たちはそれぞれの困難に立ち向かう。理不尽な暴力、真実をおおう偏見、欲望、圧制。自分勝手な者たちに対して頼みとするのは歌であり、草刈り鉈であり、自身の誇りなのだ。
HISTORICA FOCUS
ヒストリカ・フォーカス
持たざるものの戦い。その工夫と知恵と覚悟を。
長屋の物語が好きだ。生活がドラマと一体になっているから。金と無縁な人たちが紡いだ温かい奥ふところとそれを守る物語。金や武士道や産業と真っ向から戦うのでなく、違う文脈にすり替えることで煙に巻く賢さと潔さ。
イタリア文化会館-大阪企画プログラム
イタリア文化会館-大阪と連携した特別プログラムは本映画祭の見どころのひとつ。今年はVRを含む3作品を上映します。
ヴェネツィア・ビエンナーレ – ビエンナーレ・カレッジ・シネマ提携企画
映画祭の人材育成プログラム「京都フィルムメーカーズラボ(KFL)」、ヴェネツィア・ビエンナーレの映画部門によるプロジェクト「ビエンナーレ・カレッジ・シネマ」、イタリア文化会館-大阪の連携による特別上映プログラム。
共催:イタリア文化会館-大阪
ボローニャ復元映画祭 – チネテカ・ディ・ボローニャ連携企画
修復された名作映画の上映で有名なイタリアの「ボローニャ復元映画祭」との連携企画。今年はミラノの貴族ヴィスコンティ監督が描くイタリア貴族の悲劇『夏の嵐』を上映します。
共催:イタリア文化会館-大阪
京都フィルムメーカーズラボ連携企画 カムバックサーモン ・プロジェクト
KFLの過去の参加者が、長編を引っさげて京都に帰ってくる!
映画祭の人材育成プログラム「京都フィルムメーカーズラボ(KFL)」と連携し、過去の参加者が海から川へ帰ってくる鮭のごとく、かつて学んだ京都で自らの長編作品をお披露目します。
ヒストリカ お座敷
京都文化博物館の6F和室スペースを「トーク」「プレイ&展示」「トーク&上映」に分け、トップクリエイターのレクチャーや京都のコンテンツ企業と若手のフィルムメーカーによる作品展示・上映を行います。