作品詳細

HITORICA FOCUS
日本文学最高峰の『古典』と『感性』の究極の融合。森田芳光監督、松田優作主演、衝撃的文芸大作と絶賛された漱石ロマンの最高傑作
明治42年。代助は高等遊民を自認しているが、30歳を迎え、日々親族からは身を固めるように促されていた。そんなある日、親友の平岡からの便りが届く。仕事を辞し東京へ戻ってくるとのことだった。それは、彼の妻・三千代との再会を意味していた。かつて代助は秘かに三千代に想いを寄せていたが、平岡も同じであることを知った代助は、三千代を平岡のもとに嫁がせたのだった。再会した平岡は様変わりしており、代助の生活態度をなじるのだった。三千代は生活やつれしているものの、しっとりとした美しさを湛えていた。平岡の新たな生活のために奔走する代助。いつしかそれは、三千代への愛の確信となっていく。
監 督 森田芳光
出 演 松田優作、藤谷美和子、小林薫、笠智衆、中村嘉葎雄、草笛光子
日本| 1985| 130min| –| 東映|
- ヒューマンドラマ
監督
森田芳光 [映画監督]
1950年東京生まれ。日大芸術学部卒。8ミリの自主映画がPFFで入選するなどして注目を浴び、81年『の・ようなもの』で商業映画デビュー。以来、ポルノ・コメディ・ホラー・文芸・時代劇とジャンルを超え、新鮮な切り口で映画界の先頭を走り続けた。83年『家族ゲーム』85年『それから』97年『失楽園』など。2011年61歳で急逝。
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