作品詳細

HISTORICA WORLD
裏か表か?
死のロデオ、そして奪われたキス。若い娘と首に賞金を懸けられたカウボーイが繰り広げるイタリア荒野の逃避行
20世紀初頭、バッファロー・ビルの大西部ショーがイタリアにやってくる。アメリカのフロンティアの夢を目の当たりにして心ときめかせたのは、若い娘・ローザ。彼女は強権を握る暴力的な領主との結婚に閉じ込められ、息を詰まらせていた。アメリカのカウボーイたちとイタリアのブッテーロたちの間のロデオが悲劇に終わったとき、ローザはアメリカ人を出し抜いた勇敢な乗り手・サンティーノと駆け落ちする。だが、この世において正義とは金持ちが買い取るもの。バッファロー・ビルをはじめとした者たちが、サンティーノの首に賭けられた賞金を求めて追ってくる。ローザが抱く自由の夢は、すぐに現実の重みとぶつかり合う――そして古き良き西部のバラッドのように、運命がコインを投げる。
監 督 アレッシオ・リゴ・デ・リーギ、マッテオ・ゾッピス
出 演 ナディア・テレスキウィッツ、アレッサンドロ・ボルギ、ジョン・C・ライリー、ピーター・ランザーニ、ミルコ・アルトゥーゾ、ガブリエーレ・シッリ、ジャンニ・ガルコ
イタリア、アメリカ| 2025| 116min| イタリア、英語| Italian, English| 海外セールス:Rai cinema|
- アクション
- コメディ
監督
アレッシオ・リゴ・デ・リーギ、マッテオ・ゾッピス [映画監督]
アレッシオ・リゴ・デ・リーギとマッテオ・ゾッピス(1986年生)はいずれもイタリア系アメリカ人の映画監督である。短編ドキュメンタリー「Belva Nera」、および受賞歴のあるドキュメンタリー「Il Solengo」からコラボレーションを開始。初めての長編劇映画「The Tale of King Crab」は2021年カンヌ国際映画祭の監督週間でプレミア上映された。彼らの作品は農民の民話や伝説、そして口承の伝統が不完全・非完璧であるがゆえに生まれる新たな物語を焦点としている。彼らの映画はカンヌ、ニューヨーク映画祭、IFFR、カルロヴィ・ヴァリ映画祭、ヨーテボリ映画祭、ヴェネツィア国際映画祭、BAFICI、サンパウロ映画祭、シネマ ドゥ レエル、ドクリスボア、RIDM、トリノ映画祭などで上映され、受賞している。
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