作品詳細

ボローニャ復元映画祭連携企画

若き海賊-ボローニャのパゾリーニ

スケジュール

シアター上映

10/29 19:20–

オンライン上映

2022/11/7-2022/11/13

世界の映画史に深い爪痕を残したパゾリーニ、彼を育んだ文化都市・ボローニャとの繋がりを追う

パゾリーニとボローニャに関する論文の準備のため、学生がパゾリーニと彼を育んだ文化都市・ボローニャとの繋がりを追いながら、街に遺された足跡をたどるドキュメンタリー作品。多様な文化への情熱、芸術思想のあらゆる方向への自由な好奇心という文化風土に加え、保守と前衛、穏健と過激、カトリックと快楽主義など、両義的な矛盾をも包摂する街の気質はパゾリーニの作風と重なって見えてくる。彼が晩年までボローニャと結んだ感情的、直感的、そして省察的な絆を語る作品。

監 督 エミリオ・マッレーゼ

出 演 ニコ・グエルツォーニ、サマンサ・ファイーナ、ネーリ・マルコレ

イタリア| 2022| 95min| 日本語字幕| 海外セールス:Si Produzioni s.r.l.|

  • ヒューマンドラマ

監督

エミリオ・マッレーゼ [映画監督、作家、ジャーナリスト]

イタリア・ナポリ出身。ボローニャでの生活を経てローマに移る。1987年から新聞「ルプブリカ」で記者として活躍。作家としては2010年に発表した処女作「Rosa di fuoco」が2011年コニ賞(スポーツ小説部門)を受賞した。映画作品に関しては『Via Volonté n.9』(2010)がローマ・インディペンデント映画祭で最優秀ドキュメンタリー部門を受賞した。最新のプロジェクトはパゾリーニ監督生誕100年を記念した、彼と文化都市・ボローニャの関係を追うドキュメンタリー『若き海賊-ボローニャのパゾリーニ』(本作)。

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