映画祭について

ごあいさつ

京都ヒストリカ国際映画祭は、世界で唯一の“歴史”をテーマにした映画祭です。
京都の歴史の中で育まれてきた文化資産から生まれた時代劇、歴史劇を進化させ「歴史×世界×クロスメディア」というワードの中で、未来志向、人のネットワークが国境を越え、新たなビジネスチャンスが生まれる映画祭でありたいと思っております。
今回は、ヒストリカ・スペシャル、ヒストリカ・ワールド、ヒストリカ・フォーカスで上映する作品の監督、俳優、スタッフ、映画研究の学者の方々など多種多彩なゲストにご参加いただき、より充実したトークセッションを皆さんと楽しんでいただける催しを準備しております。 また、若手作家育成の「京都フィルムメーカーズラボ」、時代劇限定の企画コンペ「京都映画企画市」、コスプレとアニメ展示の「太秦上洛まつり」、映像技術カンファレンスの「HISTORICA XR」とバラエティ溢れる関連企画も同時に開催されます。
「歴史映画を通じて、未来へと繋がる」という映画祭のビジョンのもと、より多くの映画制作者や新しいコンテンツ産業の創出を目指しています。

京都ヒストリカ国際映画祭実行委員会
実行委員長 武田 功(株式会社松竹撮影所 代表取締役社長)

歴史映画はリアリティを超えて─
京都ヒストリカ国際映画祭は14回目を迎えます。今、世界は「メタバース」の到来とともに現実と仮想がミックスし、ビジュアル・イメージの革新の時代となっています。想像力のそのままに全く世界を創 造できる根拠の一つが、ゲームエンジンという映画とゲームとアニメを横断するビジュアル技術です。
元来、時代劇・歴史映画は「今ここにない時代・世界」を創造し、まるでそこにあるかのように語ってきました。昨今の技術革新を経て、これからの映画はリアルの地平を離れ、異次元のリアルを脳とココロに映し出せる、新たな幕開けとなります。Beyond Reality。作り手も受け手も、未来志向・クロスメディア・クロスボーダー!歴史映画の新時代へ!

京都ヒストリカ国際映画祭実行委員会
プログラム・ディレクター 高橋 剣(東映株式会社 京都撮影所 スタジオ事業部長)

開催概要

名称:第14回京都ヒストリカ国際映画祭(KYOTO CMEX 2022 公式イベント)
期間:2022年10月29日(土)~11月6日(日)
会場:京都文化博物館・オンライン

主催:京都ヒストリカ国際映画祭実行委員会
(京都府、京都文化博物館、東映株式会社京都撮影所、株式会社松竹撮影所、株式会社東映京都スタジオ、巌本金属株式会社、株式会社ディレクターズ・ユニブ、立命館大学)
共催:KYOTO CMEX実行委員会
協賛: 時代劇専門チャンネル(日本映画放送株式会社)
協力:京都クロスメディア推進戦略拠点/イタリア文化会館‐大阪/ヴェネチア・ビエンナーレ – ビエンナーレ・カレッジ・シネマ/チネテカ・ディ・ボローニャ
後援:一般社団法人日本映画製作者連盟/一般社団法人外国映画輸入配給協会/一般社団法人日本映画テレビ技術協会
助成:芸術文化振興基金