作品詳細
京都フィルムメーカーズラボ連携企画~カムバックサーモン・プロジェクト~
事件の被害者である監督がオウム真理教に迫る衝撃のドキュメンタリー
1995年、オウム真理教が引き起こし日本中を震撼させた地下鉄サリン事件。通勤途中で被害にあった本作監督さかはらは、事件から20年の時を経てAleph(オウム真理教の後続団体)の広報部長・荒木浩と対峙する。二人は所縁の地を訪ねる旅に出て対話を繰り返す。凄惨な事件後もなお信者でありつづける心のありようとは何か。カルトの真実とは?監督は友人を諭すように荒木に接し、心の内に迫ろうとする。
監 督 さかはらあつし(2010年京都フィルムメーカーズラボ参加)
出 演 荒木浩、阪原武司、阪原多嘉子、さかはらあつし
日本| 2020| 114min| 日本語| 英語字幕あり| Good People|
- ヒューマンドラマ
監督
さかはらあつし(2010年京都フィルムメーカーズラボ参加) [映画監督]
1966年、京都生まれ。大学浪人時代の友人に、京都大学で学び、MBAを取得し、オスカーを取ると約束するが、その友人を自殺で失い、約束を守ろうと決意。京都大学に四年遅れで入学。卒業後、電通に入社。地下鉄サリン事件の被害者となった後、退社、渡米。カリフォルニア大学バークレー校経営管理大学院にて2000年にMBA取得。シリコンバレーのベンチャー企業に参加中に、大学院時代にハリウッドでプロデューサーとして参加した短編映画「おはぎ」がカンヌ国際映画祭でパルムドール賞受賞。帰国後、サリンガスの後遺症に苦しみながら制作した「AGANAI 」は2020年オスカー前哨戦、IDA賞にアジア唯一ショートリストに入る。
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