作品詳細
ヴェネチア・ビエンナーレ-ビエンナーレ・カレッジ・シネマ連携企画
美、エロス、神聖、卑俗 全てを飲み込んで、二人の進む道は・・・
住民皆が互いを知っている、ナポリの日当たりの良い地区。マリオとリーノは離れがたい友人同士。彼らは変わらぬ日々を過ごしていたが、リーノの妹が奇跡を起こし地区の守護聖女となってから、二人に新しい世界への扉が開き・・・。ナポリの貧しい若者たちの、永遠に変わらないと思われた日常と友情にひずみが生じていく過程を、エロティシズムと神聖さを混濁させつつ、瑞々しく描いたLGBTQ作品。
監 督 シルヴィア・ブルネッリ
出 演 フランチェスコ・ペッレグリーノ、ヴィンチェンツォ・アントヌッチ、ソフィア・ グアスタフェッロ
イタリア| 2021| 97min| 日本語字幕|
- ラブロマンス
- ヒューマンドラマ
監督
シルヴィア・ブルネッリ [映画監督]
1988年ローマ生まれ。10代でビデオ編集からキャリアをスタート。法律を学びながら、脚本執筆へ興味を抱き、多くの関連コースを受講。同時期に、様々なインディペンデント作品に参加し、短編作品を脚本・監督した。卒業後、ニューヨークフィルムアカデミーの奨学金を得て、主要な幾つかのイタリアの映画制作プロダクションに最初はインターンとして、今では助監督として働く。今回上映する『小さな聖女』はビエンナーカレッジシネマ2019/2020で企画が選抜され、2021年に第78回ベネチア国際映画祭で上映。一連の活動と、業界の男女平等を促進するため、欧州評議会の文化支援基金“ユーリマージュ“で2020年のヨーロッパの新人監督にも選出された。
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