プログラム

HISTORICA SPECIAL

ヒストリカ・スペシャル

端正な細部と俳優の気持ちを画に閉じ籠めた二人の名匠。
故・井上昭監督と小泉堯史監督作品

洒脱な演出と温かい人柄で、多くの映画人に慕われた井上昭監督。若き日に日本のゴダールと評せられ、年を経てロメールのように熟成した彼の、今年亡くなる直前までの傑作群を特集。そして黒澤明最後の直弟子・小泉堯史監督畢生の渾身作を、ご本人に来場いただき、その肉声とともにお届けします。

HISTORICA WORLD

ヒストリカ・ワールド

世界の新作歴史映画 いずれも日本初公開

ますます盛んなヴィジュアリスト・ヴァーホーベンのスキャンダラスな尼僧ドラマ『ベネデッタ』、濃霧のサンクトペテルブルクで同性愛者の夫・チャイコフスキーとの愛に苦しむ妻、流れ着いた地で穏やかに暮らす名優、ティム・ブレイク・ネルソンを訪れる“許されざる者”、エストニアの古都・タリンで起きた殺人事件に挑む薬屋扮する“名探偵”など、人間存在の不可思議さは国も時代も超えて普遍的だ!

HISTORICA FOCUS

ヒストリカ・フォーカス

Beyond Reality HISTORICA 空想時代劇の系譜

1990年代、画像処理技術の進化が世界的な歴史映画リバイバルを導いた。2020年代、ゲームエンジンは日本の時代劇を変えられるだろうか。リアリズムを超えて挑んだ先人の軌跡をたどり、時代劇のビジョンを描く。

イタリア文化会館-大阪企画プログラム

ヒストリカでしか実現しない、ヴェネツィアやボローニャとの特別プログラム
イタリア文化会館-大阪との連携によって実現した特別企画。ヴェネツィア・ビエンナーレ-ビエンナーレ・カレッジ・シネマの作品だけでなく、チネテカ・ディ・ボローニャとの連携企画を含め3作品を上映。

ヴェネツィア・ビエンナーレ – ビエンナーレ・カレッジ・シネマ提携企画

ヴェネツィア注目作家の作品を日本初上映

映画祭の人材育成プログラム「京都フィルムメーカーズラボ(KFL)」、ヴェネツィア・ビエンナーレの映画部門によるプロジェクト「ビエンナーレ・カレッジ・シネマ」、イタリア文化会館-大阪の連携による特別上映プログラム。
協力:イタリア文化会館-大阪

ボローニャ復元映画祭 – チネテカ・ディ・ボローニャ連携企画

ボローニャが産んだ鬼才・パゾリーニ生誕100年

伊映画界の鬼才と称されるパゾリーニ監督の生誕100年を記念して、チネテカ・ディ・ボローニャで4K復元された『アポロンの地獄』(1967)を上映。また、パゾリーニと彼を育んだ文化都市・ボローニャとの繋がりを追ったドキュメンタリー作品を記念上映する。チネテカ・ディ・ボローニャ、イタリア文化会館-大阪との連携プログラム。
協力:イタリア文化会館-大阪

京都フィルムメーカーズラボ連携企画 カムバックサーモン ・プロジェクト

KFLの過去の参加者が、長編を引っさげて京都に帰ってくる!

当映画祭の人材育成プログラム「京都フィルムメーカーズラボ(KFL)」と連携し、過去の参加者が海から川へ帰ってくる鮭のごとく、かつて学んだ京都で自らの長編作品をお披露目します。

京都フィルムメーカーズラボ連携企画 オープンクラス

各監督作品の上映後に巨匠監督お二人による公開講座。アフタートーク形式として、世界各国から集まったラボの受講者と一緒に一般のお客様も参加いただけます。

京都ヒストリカ国際映画祭×立命館大学映像学部 連携企画

第14回京都ヒストリカ国際映画祭プレイベント~中国アニメ映画への招待~

立命館大学映像学部の社会連携プログラムの一環として、映画祭をさらに盛り上げるためのプレイベントを開催します。今回は、「中国アニメ映画への招待」と題し、中国国内にとどまらず、日本でも人気の高い2作品の上映と、アニメ・特撮研究家の氷川竜介氏によるトークを通じて、中国アニメーションの魅力に迫ります。