1943(昭和18)年2月3日・兵庫県生れ。1958(昭和33)年、15歳で東映京都撮影所に入所。以来50年以上に亘り時代劇を中心に活躍する日本一有名な“斬られ役” 俳優。2003年公開米映画「ラストサムライ」に抜擢され注目を集める。最新作は来春公開予定の阪本順治監督作品「座頭市 THE LAST (仮)」。自らの半生を語った「どこかで誰かが見ていてくれる」「おちおち死んでられまへん」(集英社)の二冊が出版されている。
1983年「うる星やつら オンリー・ユー」で、劇場映画初監督。以降、「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」(84)、「機動警察パトレイバー 劇場版」(89)、「機動警察パトレイバー2 the Movie」(93)など、数々の劇場作品を手がける。1995年公開の「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」は日米英で同時公開され、海外の著名監督に、大きな影響を与えた。2004年公開「イノセンス」は、日本のアニメーション映画としては初めての、カンヌ国際映画祭オフィシャル・コンペティション部門出品作品となった。「スカイ・クロラ The Sky Crawlers」が2008年夏に公開。「宮本武蔵-双剣に馳せる夢-」では、原案・脚本を務める。
西久保 瑞穂(映画監督)
1953年1月15日生まれ。「赤い光弾ジリオン」「天空戦記シュラト」「お伽草子」などのテレビ作品、OVA「電影少女 VIDEO・GIRL・AI」「ハートカクテル again」、プレステ「やるドラ」シリーズなどで監督を勤める。映画「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」「イノセンス「スカイ・クロラ The Sky Crawlers」」など押井守監督作品では演出も担当(西久保利彦名義)。その他TVオープニング、CM、ミュージッククリップなどの演出も手がける。