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お知らせ
2019/10/17

日本初のカラー長編アニメーション『白蛇伝』の発見された製作資料の展示について

 京都ヒストリカ国際映画祭は、東映太秦映画村(株式会社東映京都スタジオ)で発見された日本初のカラー長編アニメーション『白蛇伝』の製作過程の資料を、作品の上映にあわせて10月27日(日)より一部を京都文化博物館3階フィルムシアターロビーにて展示いたします。

 『白蛇伝』はNHKの朝ドラ『なつぞら』のモデルとなった東映動画(現・東映アニメーション)による1958年の作品です。『なつぞら』で描かれたとおり、その後の日本のアニメーションを牽引していく若手アニメーターの工夫と挑戦の末に完成した文化史的に記念碑的作品と言えます。

 資料は、作画に利用されたクレイモデルや、製作過程のなかで更新されていったバージョン違いの画コンテなど、創作の過程がうかがえる貴重なものです。
 公開当日の27日(日)は、東映動画の草創期の作画を支えたアニメーターである小田部羊一さん(『白蛇伝』は不参加)、アニメーション監督の勝間田具治さん、東映アニメーション常務取締役清水慎治さんのトークイベントも予定しています。

 日本のアニメーション史に輝く文化財級資産を、デジタルリマスターされた作品とともにお楽しみ下さい。



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