カザフスタンと日本の共同制作 天山山脈の麓、大草原で紡がれる父と子の物語
11月7日(土)15:00-
チケット情報はこちら監 督 | 竹葉リサ、エルラン・ヌルムハンベトフ |
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出 演 | 森山未來、サマル・イェスリャーモワ、マディ・メナイダロフ |
制作国 | 日本・カザフスタン |
制作年 | 2019 |
時 間 | 81min |
字 幕 | 英語 |
配 給 | エイベックス・ピクチャーズ |
夏の牧草地、草の匂いが混じった乾いた風、馬のいななく声。広大な空に抱かれた草原の小さな家に、少年オルジャスは家族とともに住んでいた。ある日、馬飼いの父親が、市場に行ったきり戻らない。時を同じくして一人の男・カイラートが家を訪ねてくる。突然父を失った一家の前に現れたカイラートは、母の昔の恋人であり、オルジャスの本当の父親だった。その事実を隠して、三人は従兄弟の家へ向かう。言葉は少ないながらも、カイラートとオルジャスはお互いに絵の才能を認め合い、いつしか心を通わせるようになっていた。そんな中、車の故障で立ち寄ったカフェで、亡き父親の腕時計をした男を見つけたオルジャスは……。
[映画監督] 1983年生まれ。初長編『さまよう小指』(2014)を皮切りに、『春子超常現象研究所』(2015)、『シグナル100』(2020)を監督し世界のファンタスティック映画祭を席捲。最新公開作『オルジャスの白い馬』(2020)は、日本勢として16年振りに釜山映画祭のオープニング作品に選出された。2011年京都フィルムメーカーズラボに参加。
[監督] 1976年、カザフスタン生まれ。佐野伸寿との共同監督作『春、一番最初に降る雨』(2011)で長編監督デビュー。『Walnut Tree(クルミの樹)』(2015)は、韓国・釜山映画祭で最優秀作品賞を受賞。2017年のKazakh National «TULPAR»awardsでは作品賞、監督賞を受賞した。