カンヌ国際映画祭パルムドールの今村昌平監督の名作時代劇を、名匠アミール・ナデリと世界の若手クリエイターが語り合う
Talk with アミール・ナデリ
トーク:アミール・ナデリ〔映画監督〕・國實瑞惠〔プロデューサー〕・ニアリ・エリック〔プロデューサー〕
監 督 | 今村昌平 |
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出 演 | 緒形拳、坂本スミ子 |
制作国 | 日本 |
制作年 | 1983 |
時 間 | 131min |
配給 | 東映 |
デジタル復元協力 | 独立行政法人国際交流基金 |
痩せた土地を耕し、額をつき合わせて数戸が暮らす山村。妻を亡くした辰平の家では今年69歳の母と子どもたちの三世代が辛うじて食べていた。この村では70歳を迎えた冬に誰もが楢山に行くことで村の未来を守っていた。それは死を意味し、供につく辰平の心は重い。過酷な自然を生きる暮らしの知恵ゆえの掟と人々。『山(モンテ)』(2019)で岩だらけの山に生きる男を描いたイランの巨匠アミール・ナデリと京都フィルムメーカーズラボの若手クリエイターが読み解く今村昌平のカンヌ パルム・ドール作品。
1926年生まれ。松竹入社後、製作再開後の日活に移り、川島雄三に師事する。1958年『盗まれた欲情』でデビュー。バイタリティ溢れる人々の性と風土を力強いタッチで描いた。1983年『楢山節考』、1997年『うなぎ』で2度のカンヌ国際映画祭パルムドールを受賞。映画学校を創設し、数多くの映画人を育成した。ほかに『豚と軍艦』、『人間蒸発』、『神々の深き欲望』、『復讐するは我にあり』。
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