叩かれても耐える大五郎、 親子ともに行く冥府魔道は水中にも!
トーク:トム・メス〔映画批評家〕
監 督 | 三隅研次 |
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出 演 | 若山富三郎、安田道代 |
制作国 | 日本 |
制作年 | 1973 |
時 間 | 89min |
言 語 | 日本語 |
配給 | 東宝 |
黒田藩の秘密を暴いた高僧(大滝秀治)は、柳生の命を受け土地に根づいた黒鍬衆だった。密書を携え江戸に向かう和尚一行を追う拝一刀。川渡りする船を船底ごとに斬り開けて水中で必殺の剣を浴びせる。物語とアクションのバランスに心配られたシリーズ第5弾。スリと疑われて捕らわれる大五郎の健気さが、あらたな魅力を引き出した。
1921年生まれ。1941年日活入社後すぐに徴兵され満州へ。敗戦後シベリア抑留を経て、大映で衣笠貞之助、伊藤大輔の助監督を勤める。1954年『丹下左膳こけ猿の壷』でデビュー。日本初の70ミリ作品『釈迦』や、市川雷蔵『斬る』、勝新太郎『座頭市物語』など大映時代劇を代表する監督として活躍する。大映倒産後も映像京都を創設し、勝プロ製作の『子連れ狼』シリーズやテレビ時代劇『必殺!』シリーズで京都の時代劇をリードし続けた。
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