動物たちの町を描いたアニメーターの想像力は忠臣蔵を子ども目線のワクワクする物語にかえた
監 督 | 白川大作 |
---|---|
出 演 | 堀絢子、木下秀雄、西村晃 |
制作国 | 日本 |
制作年 | 1963 |
時 間 | 82min |
言 語 | 日本語 |
配給 | 東映 |
シンプルな物語をアニメらしい動きとキャラクターで見せようとした作品。森の動物を守る母を虎のキラーに殺された子犬のロックが、町の犬たちと仇討ちを挑む。手塚治虫が原案・構成。擬人化されたモグラや収縮するキツネの尻尾はアニメならではの表現だ。町の犬や鳥たちが情報交換していたり、マンホールの下の下水がネットワークされていたりするのは子ども達をワクワクさせる。
1935年生まれ。慶応大学卒業後、1958年東映に入社。『白蛇伝』の進行助手ののち、1960年『西遊記』で藪下泰司とともに監督する。『わんわん忠臣蔵』ののち、テレビシリーズに進出『少年忍者風のフジ丸』、『サイボーグ009』に参加する。
特別企画
ヒストリカ・スペシャル
ヒストリカ・ワールド
ヒストリカ・フォーカス