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【企画概要】

経済産業省平成22年度「産業技術人材育成支援事業(地域映像クリエーター等人材育成事業)」(映像制作という手法を通じて、地域の資源を広く周知し地域産業界にインパクトをもたらすような人材を育成することを目的とするもの)において、京都が委託事業として実施するものです。 京都地域では、以前から太秦を中心とした映画・映像産業の再活性化のため様々な試みを進めて参りました。そのため、地域資源を「映画・映像産業」そのものと設定し、唯一無二の創造性を有する京都・太秦の価値を世界の映像製作関係者に再認識させしていただくと共に、京都・太秦発の新しい映像を創出、海外市場の拡大、共同製作推進等につなげることを今回事業の目的としております。そしてこのテーマ設定のもと、全国から応募のあった企画から3作品を選出、制作をするものです。


【コンソーシアムメンバー】

財団法人京都産業21(主幹事団体)、京都府、京都市、京都商工会議所、

立命館大学、京都造形芸術大学、京都情報大学院大学

株式会社松竹京都撮影所、東映株式会社京都撮影所、株式会社東映京都スタジオ 


【上映作品】

不知火の恋

『不知火の恋』

 監督:柏木宏紀

 出演:市瀬秀和、谷 桃子 他

 制作プロダクション:東映京都撮影所

 分数:20分





<あらすじ>

一見遊び人風の気の弱い流浪人、恋之助は今日も町娘お菊に首ったけ。

しかし、お菊は強い男にしか興味が無い。

ある日、強くなりたいと願う恋之助の所に、謎の侍がやって来て

「良い物をやろう」と差し出されたのは、古びた刀だった・・・。


<監督プロフィール>

柏木宏紀

2005年、「男たちの大和」製作進行として東映京都撮影所に入る。

テレビドラマ「大奥」等の制作進行を担当。

2006年より助監督として、映画「茶々」、「十三人の刺客」、テレビドラマ「白虎隊」、「肉体の門」などを担当。


<メッセージ>

太秦の伝統である時代劇ですが、どうしても構えてご覧になられるこの現状を打開しようと挑んだ作品です。

東映京都ベテランスタッフの力を借り、豪快で爽快な時代劇に仕上がりました。

新感覚の時代劇を楽しんで頂ければ幸いです。


GENTA

『GENTA』

 監督:井上昌典

 出演:前田旺志郎 下元年世 他

 制作プロダクション:松竹京都撮影所

 分数:26分30秒





<あらすじ>

時は幕末。江戸の貧乏長屋に住む弱虫な少年げん太は、ともすれば空想の世界に取り込まれそうになる。そんなげん太がメリケンからの漂流民マシューと出会うことにより、封建社会にとらわれない“自由”な考え方と“勇気”を持つことの大切さを知り成長していく―


<監督プロフィール>

井上昌典

1994年松竹京都撮影所入社。

以降、「必殺シリーズ」(石原興監督)「壬生義士伝」・「阿修羅城の瞳」(滝田洋二郎監督)、

「嗤う伊右衛門」(蜷川幸雄監督)「花よりもなほ」(是枝裕和監督)、

「イヴの贈り物」(佐藤純彌監督)「大帝の剣」(堤幸彦監督)など、その他様々な監督のもとで助監督として活躍。

近年では2009年テレビドラマ「必殺仕事人・16話・19話」にてテレビ作品における監督デビューを果たし、次いで「赤かぶ検事奮戦記京都篇・7話」「赤かぶ検事奮戦記2・悪女の証言」においても監督を務める。


<メッセージ>

げん太たち家族とメリケンからの漂流民マシューの交流が見所です。

この作品を本編に育てていきたいと心より願っています。


古都奇譚秋

『古都奇譚 秋』

 監督:熊谷まどか

 出演:四宮章吾、山村嵯都子 他

 制作プロダクション:ニューシネマワークショップ

 分数:19分




<あらすじ>

慣れない京都の町で、文字通り右往左往しながら車を走らせている新米タクシー運転手の充男。ある老婦人を乗せたことで、不思議な体験をする・・・。


<監督プロフィール>

熊谷まどか

2004年より自主制作映画を作り始める

2006年 『はっこう』で PFF2006 グランプリ 他受賞

2008年文化庁委託事業ndjc「若手映画作家育成プロジェクト」に選抜


<メッセージ>

日本映画の聖地・太秦で、キャストもスタッフも若手からベテラン入り交じって撮った作品です。

京都の町が持つ摩訶不思議な魅力を味わっていただけたら嬉しいです。


【お問い合わせ先】

「京都映画・映像産業ルネッサンスプロジェクト」地域プロデューサー

立川真由美(たちかわ まゆみ) mayumi@shuhari-jp.com

SHUHARI合同会社(しゅはりごうどうがいしゃ)

【企画概要】

NPO法人映像産業振興機構(VIPO)京都事務所は、京都府との共同主催による「京都映画・映像企画市」を開催いたします。 当事業は、40代までの若手映画製作者を対象に「京都府内での撮影を想定した作品」または「時代劇を中心とした歴史作品」の企画を募集し、選考に通過した企画者がプレゼンテーションを行い、映画のプロの方々に評価をいただく企画ワークショップです。 現在、企画プレゼンテーションの観覧募集を行っております。観覧をご希望の方は、参加方法のページからご応募ください。


主催:京都府、NPO法人映像産業振興機構(VIPO)京都事務所

共催:太秦フェスティバル実行委員会

後援:経済産業省近畿経済産業局

協力:東映㈱京都撮影所、㈱松竹京都撮影所、㈱東映京都スタジオ、京都文化博物館、立命館大学映像学部、京都造形芸術大学芸術学部映画学科、京都嵯峨芸術大学芸術学部メディアデザイン学科


【企画プレゼンテーション評価者】

天野 眞弓氏(PFF(ぴあフィルムフェスティバル)スカラシッププロデューサー)

井関 惺氏 (映画プロデューサー)

掛尾 良夫氏(キネマ旬報映画総合研究所 エグゼクティブ・ディレクター)

沢村 敏氏(東京テアトル㈱映像事業部編成部)

林 海象氏(映画監督/京都造形芸術大学映画学科長・教授)


【お問い合わせ先】

京都映画・映像企画市事務局:NPO法人映像産業振興機構京都事務所(担当:花﨑、藤本)TEL/FAX:075-862-8091

e-mail:kyoto@vipo.or.jp

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