日本初上映
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『レフティ・ブラウンのバラード』
The Ballad of Lefty Brown
相棒を失い、独りになった63歳のカウボーイ。西部劇を舞台に心の成長を描いたSXSW2017話題作

『レフティ・ブラウンのバラード』

監 督:ジャレッド・モシェ

出 演:ビル・プルマン、トミー・フラナガン、 ディエゴ・ジョセフ、キャシー・ベイカー、ジェームズ・カヴィーゼル、ピーター・フォンダ


制作国:USA

制作年:2017

時 間:111min

字 幕:日本語

海外セールス:WTFilms

あらすじ

1889年、アメリカ西部開拓時代末期。英雄として皆に慕われていたカウボーイ・エディー。一方で、エディーと40年コンビを組んでいた63歳のレフティ・ブラウンは風変わりな男として見られ、誰からも気にされていなかった。エディーは、モンタナ州の次期上院議員に指名され、妻・ラウラの反対をよそに自分の牧場をレフティに任せようとしていた。しかしある日、レフティの隣でエディーが何者かに撃たれる。復讐の旅に出たレフティは古い友人である保安官のトムとモンタナ州知事のジェームズに再会するが、そこでフロンティアの残酷な現実に直面する…。

みどころ

西部劇を舞台にしながら、英雄ではなく、英雄の影に隠れ生きてきた人物を主人公に、初老の男の成長物語を描いている。代表作『インディペンデンス・デイ』で大統領役を演じた実力派俳優ビル・プルマンが、感情の隠し方を学ぶほど賢く生きてこなかったレフティの不器用ながらも純粋なキャラクターを印象的に演じている。英雄役には、アメリカン・ニュー・シネマの代表作『イージー・ライダー』で知られるピーター・フォンダ!西部劇ならではの、緊張感あるガンアクションも見所。

監督:ジャレッド・モシェ

プロデューサーとしてのキャリアを経て『DEAD MAN'S BURDEN』で長編監督デビュー。本作『レフティ・ブラウンのバラード』はSXSWでワールドプレミア上映されている。インディペンデント作品では、トロント国際映画祭で初上映し、インディペンデント・スピリット賞を受賞した『KURT COBAIN ABOUT A SON』に参加。その他、共同設立した製作会社Sidetrack Filmsで『ファヴェーラの丘』などの話題作を手がける。プロデューサーとしては、インディペンデント映画の神とされるロジャー・コーマンを、ジャック・ニコルソン、ジョナサン・デミ、ロン・ハワードなどのインタビュー映像を使用して描いた『コーマン帝国』などに参加。