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上映作品
『血槍富士』A Bloody Spear at Mt.Fuji

ドラマ性と社会性を応分に描き 古典の格調を感じる封建悲話

35mm
ENGLISH
ゲストあり

『血槍富士』

(C)東映
上映スケジュール
11月2日(金)13:30ー

トーク:白石和彌〔映画監督〕

作品情報
監 督内田吐夢
出 演片岡千恵蔵、島田照夫、加東大介
制作国日本
制作年1955
時 間94min
言 語日本語
字 幕英語
配給東映
あらすじ

酒匂小十郎(島田照夫)の槍持ち権八(片岡千恵蔵)にお供の源太(加東大介)は東海道を江戸に向かっている。小十郎は気立ての良い殿様だが、欠点は酒好きで酒乱であること。源太も酒飲みなので権八は気が気でない。

みどころ

戦前、日本映画のリアリズムをリードし、キネ旬ベストテンの常連だった内田吐夢13年ぶりの戦後第1作。カットのつながりはサイレント映画を感じさせ小気味いい。東海道の旅を描くスケッチ風の前半から、細部に波乱と奥行きを予感させる手管に酔って欲しい。

監督情報
内田吐夢

1898年生まれ。女形が演じる映画からの脱却を目指した栗原トーマスのサイレント映画を振り出しに、監督としてマキノ・日活などで清新な喜劇や活劇で評判を得、1930年代後半には『人生劇場』(1936)『限りなき前身』(1937)『土』(1939)でキネ旬ベストテンの常連となった。第二次大戦中、満州映画に籍を置き、戦後、中国大陸に7年間の抑留のちに帰国した。同い年の溝口健二・伊藤大輔らが再起を支援し、『血槍富士』(1955)から戦後の活動を再開し、『大菩薩峠』三部作(1957~59)『宮本武蔵』五部作(1961~65)はじめ、古典に範をとった『妖刀物語・花の吉原百人斬り』(1960)『恋や恋なすな恋』(1962)で時代劇のストーリーテリング、キャラクター表現の奥行きを追及した。ほかに、社会性を帯びた現代サスペンス『飢餓海峡』(1965)がある。ときに民族問題から経済までを扱う題材の多様さと、人物造形の陰翳表現の巧みさがフィルモグラフィを覆っている。また、巨匠と呼ばれても好奇心を失わず、技術や演出に挑戦を続けていく姿勢が多くのスタッフを育てていくこととなった。

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