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上映作品
ラストサムライ

『ラストサムライ』

2003年/アメリカ・ニュージーランド・日本/カラー/シネマスコープ/153分/35mm/

監督:エドワード・ズウィック

出演:トム・クルーズ ティモシー・スポール 渡辺 謙 真田 広之 福本 清三 他

明治維新直後の日本。政府は軍事力の近代化を図ろうと西洋式の戦術を取り入れることを決断。一方で前時代的な侍たちを根絶させようと企んでいた。やがて、政府と発展著しい日本市場を狙うアメリカ実業界との思惑が一致、政府軍指導のため南北戦争の英雄ネイサン・オールグレン大尉が日本にやって来る。彼はさっそく西洋式の武器の使い方などを教え始めるが、ある時、政府に反旗を翻す侍のひとり、勝元と出会った。そして、彼ら侍たちの揺るぎない信念に支えられた“サムライ魂”を感じ取った時、オールグレンは失いかけたかつての自分を思い出していく。

スキヤキ・ウェスタンジャンゴ

『スキヤキ・ウェスタンジャンゴ』

2007年/日本/カラー/ シネマスコープ/121分/35mm/

監督:三池 崇史
出演:伊藤 英明 佐藤 浩市 伊勢谷 友介 他

源氏と平家の決戦、壇ノ浦の戦いから数百年後。とある山間の寒村に言い伝えられる“お宝”を探し求め、義経率いる源氏軍(白)と、清盛が指揮する平家軍(赤)が激しく対立し村人を巻き込んでの抗争を繰り広げていた。そこに、心に傷を負った一人のスゴ腕ガンマンが流れ着く。「一体お前はどっちの用心棒になるんだ!」それぞれの思惑がぶつかり合い、駆け引き、裏切り、欲望、そして愛が入り乱れ、事態は壮絶な戦いへと激化していく…。

キル・ビルVol.1

『キル・ビル Vol.1』

2003年/アメリカ/カラー/シネマスコープ/111分/35mm/

監督:クエンティン・タランティーノ
出演:ユマ・サーマン ルーシー・リュー  栗山 千明 佐藤 佐吉 他

ひとりの女が長い眠りから目覚める。彼女の名は、ザ・ブライド(ユマ・サーマン)。自分の結婚式の最中に、かつて所属していた毒ヘビ暗殺団の襲撃を受け、夫やお腹の子を殺されたのだ。奇跡的に回復した彼女に残されたのは、暗殺団とそのボス―ビル(デヴィッド・キャラダイン)への復讐のニ文字だけだった。ザ・ブライドは伝説の刀鍛冶―服部半蔵(サニー千葉)を訪ね、名刀ハットリ・ハンゾウを譲り受ける。暗殺団のメンバーは5名。その名を記したリストを手に、女刺客の復讐の旅が始まった。キル・ビル…ビルを殺せ!

十兵衛ちゃん

『十兵衛ちゃん ラブリー眼帯の秘密』

1999年/日本/カラー/ビスタ/30分/デジタルベータカム/

原作・監督:大地 丙太郎

江戸時代中期。静かに息を引き取ろうとしていた剣豪・柳生十兵衛は、自分の後継者の証、ラブリー眼帯を小姓の鯉之介に託す。後継者の条件は『ぽちゃぽちゃのぷりんぷりんのぼんぼーん』であること。こうして、鯉之介の旅が始まった。そして現代、鯉之介は十兵衛の理想のナイスバディの持ち主、菜ノ花自由に出会って……。

十兵衛暗殺剣

『十兵衛暗殺剣』

1964年/日本/モノクロ/シネマスコープ/86分/35mm/

監督:倉田 準二
出演:近衛 十四郎 大友 柳太朗 河原崎 長一郎 福本 清三 他

柳生新蔭流対幕屋新蔭流の対決に、湖賊がからむ凄絶の「柳生武芸帳」シリーズ第11弾。湖賊とは、交通の要路であった琵琶湖に棲み独特の訓練によって身につけた技術で、湖水を自在に活躍、後には漁民を襲い、湖上を通過する船を襲って積荷を奪うようになったという実在の人々。新蔭流正統を主張して柳生新蔭流に挑む幕屋新蔭流と手を組んだ湖賊が、利用されているとも知らずに十兵衛一派を襲い、湖上で、水中で、凄絶な死斗を繰り広げる!

宮本武蔵 一乗寺決闘

『宮本武蔵 一乗寺の決闘』

1964年/日本/カラー/シネマスコープ/128分/35mm/

監督:内田 吐夢 原作:吉川 英治
出演:中村 錦之助 入江 若葉 河原崎 長一郎 香川 良介 佐藤 慶 他

吉岡の御曹子清十郎の左肩の骨を一撃のもとに打ち砕いた武蔵は、殺気あふれる今の心境を、本阿弥光悦の母妙秀に指摘され、はっと胸を衝かれる。一方、吉岡道場は、門弟一同に武蔵の宿所を探すよう命じる。本阿弥光悦に誘われ遊郭扇屋に上る途中、武蔵は吉岡伝七郎からの果たし状を受けた。扇屋で、吉野太夫を呼び入れた武蔵は、機を見て抜け出し蓮華王院三十三間堂へ。雪の中、武蔵と伝七郎は相対するが、二本の刃が閃いた瞬間、武蔵は伝七郎をなぎ倒していた。名誉を汚されていきり立つ吉岡道場。やがて佐々木小次郎の進言で、武蔵対吉岡道場の果し合いが行われることになる。眼下の敵七十三人に対して武蔵は一人。まもなく到来する生と死の岐路に臨む武蔵は、大小二刀を抜き放ち、下り松めがけて一気に走る!

宮本武蔵 ―双剣に馳せる夢―

『宮本武蔵 ―双剣に馳せる夢―』

2009年/日本/カラー/シネマスコープ/72分/HDCAM/

原案・脚本:押井 守 原作:Production I . G
監督:西久保 瑞穂  ※英語字幕付き

晩年、宮本武蔵が熊本市近郊の金峰山・霊巌洞で執筆したとされる「五輪書」。そこには、武蔵の生涯や、二天一流と名付けた自らの剣法、その実践法が描かれている。しかし、自筆本とされながらも原本は焼失し、数多くの写本のみが遺されたこの「五輪書」こそ、新たな武蔵像を蘇らせる重要な鍵を握っている。本作はこの「五輪書」を元に、武蔵の生涯と、その特異なる剣法“二天一流”の謎に迫る歴史アニメドキュメンタリー。精神の修養者、武道の求道者として神仏を尊びながら、自らの運命をゆだねることはなく、勝利するためには幼い者すら躊躇なく手にかけた冷徹な戦略家…。この矛盾したキャラクター・宮本武蔵を、押井守が独自の理論、解釈でいまこそ読み解く。(作品資料より)